きのこカンファレンス2026に参加しました

行ってきました。

聞いたセッション一覧

・40代で“やっとエンジニアになれた”――閉じた学びを開き、空の青さを知る
・"詰む"前に仕組みを作れ ー 技術の波に溺れないためのキャッチアップ術
・結果、生き残った
・「ビジネスがわかるエンジニア」とは何か?
・多くの現場を見て気づいた「有名ではないエンジニア」の生きのこり方
・役割はPdM、心はエンジニア。AIと設計力を武器に「現場へ還る」螺旋型キャリアの生存戦略
・40代エンジニアに訪れる「中年期の危機」からきのこるために
・水を運ぶ人としてのリーダーシップ
・スターじゃなくても旅は続く 普通のエンジニアとして50代まで現役でいた話
(LT)・ゲームプログラマーが起業と事業撤退を経て再起した、その生存指針 ―30代で得たもの、失ったもの、後から取り戻したもの
(LT)・技術・能力を向上する原理原則
(LT)・元サポセンオペレーター、まだ生きてます。 ~だいぶ低視座からの生存戦略~

感想

ずっと思っていたこと、疑問に思っていたことを代弁してもらえたようなセッションが多くて、自分は間違ってなかったと背中を押してもらえた気持ちになった。エンジニアって技術のキャッチアップの大切さがフォーカスされがちだけど、他のあらゆる仕事と同じで、技術は手段でありお客さんの満足がその先にないと自己満足で終わってしまうのではないか、膨大な最新技術をいったん盲目的にキャッチアップすることに意味があるのか、ちょこちょこっとインプットしてブログを書いたくらいでは、なんなら資格まで取ったとしても実務経験がないと仕事にはならないみたいな現実がある中で、まずは目の前のお客様の要望・困りごとに150%応えて信頼を積み重ねていこうということにフォーカスして頑張っていたここ2~3年くらいの自分の方向性が、これでよかった、かどうかはわからないけれど、私が聞いたセッションの登壇者はそのように生き残ってきた方が何名かいたように思えて、勇気をもらえた。

お客様の要望に応えながら技術の勉強もすれば?と、それができれば理想なんだけど、とにかく私が普段お付き合いしているお客様は業務が本当に難解で、業務がわからないと仕様の会話がろくにできないような有様で。保守もやっているのでよくシステムに対する質問も飛んでくるんだけど、お客様の質問が何を言っているのか理解してどこを調べたらいいかアタリをつけられるようになるまで1年くらいかかった。そのくらい業務が専門的で難しい。
そういうシステムの保守開発をしている弊社なのでもちろんそこが強みで、ここをどうにかしないと弊社での私のキャリが開かれないと思ったので、腹をくくって、AWSの資格やら触れたことのない言語の勉強会やらにリソースを割くのはいったんやめて、弊社のお客様の業務理解に全ベットしてきた。
結果今どうなっているのかと言うと、おそらくわりと前例のないくらいのスピードで昇進し(これは私の能力のおかげだけじゃなくで4割くらいは運)、チームのリーダーになり、コードを書けるエンジニアのマネジメントをしたり設計の壁打ち相手になりながら、お客さんと仕様の話をできるようになっている。
そういえばセッションの中で生き残るかは半分は運、なんて話がでてきていたけれど、運が重要になるタイミングでラッキーを掴むためにはやはり日頃の仕事を誠実にやっていくことだよな、なんて思った。

いっぽうで技術スタックのほうはどうかといえば、バージョン管理はSVNだし、課題管理はExcelだし、やり取りの大半がいまだにメールで、システムも大量に負債を抱えており密結合だらけでまともにテストが書けない。まあほぼ生き残れないエンジニアですねって感じ、なんなら本当にエンジニアですか?っていうようなスキルセット。(あくまで今の業務環境の話。自習も含めてよければさすがにもうちょっと色々できます)
が、あんまり焦りはなくて、ツールや言語の習得はその気になればいつでも一人でもできるけれど(それこそAIのおかげでこれは本当に簡単になった)、複雑な業務を理解して、顧客の困りごとを整理して解決可能なレベルにまで課題として落とし込んで、それをチームに振り分けて解決していくっていう経験は目の前に顧客がいないとなかなか経験できないことで、かつAIになかなか代替が難しいんじゃないかなあということでもあるので、なんかこれができてれば自分はどこ行ってもどうにかなるんじゃないか、と少し思えてきたくらいのタイミングで今日のカンファレンスだった。
ずっと自分のやってきたことが、正解だったのか、というか、目の前のお客様が喜んでくれているので正解ではあったんだけど、もう一歩先、弊社もお客様も生きのこってお客様がさらにそのお客様にもっと価値を提供していくためにどうしていくのがいいのかなあ、ということを考えたいタイミングになっていて、そのためのヒントをたくさんもらった。

私が取り組んできた方向性で、このまま食いっぱぐれずにいられたとして、「エンジニアとして生きのこる」にもしかしたら該当しないのかもな、と思うところもあって、なので特にこの2つのセッションには特に背中を押してもらった気持ちです。
・役割はPdM、心はエンジニア。AIと設計力を武器に「現場へ還る」螺旋型キャリアの生存戦略
・水を運ぶ人としてのリーダーシップ
どちらもスポンサー賞を受賞されてましたね。おめでとうございます。

「エンジニアとして生きのこる」がテーマのカンファレンスに参加しておいてなんだが、たぶん自分はエンジニアであることにあまりこだわりはなくて、顧客の困りごとを解決することを仕事にしていくことが好きだ、と思う。
世の中のITリテラシーって、エンジニアのコミュニティとかにいると信じられないくらい低いことがまだまだあって、今の私のスキルセットでも十分に解決できる、困っている人はきっとまだまだいる。
新しい技術についていくのがしんどくなったらそういう場所を探すのもいいかな、と思っている。もはやそれはエンジニアではなくてちょっとITスキルがある便利屋さんなのかもしれないけれど。

さらに「エンジニアとして生きのこる」からはだいぶずれてしまうけれど、「生きのこる」ということに関して最近ショックだったことがあって、民間給与実態統計調査という調査によると、源泉徴収義務のある給与所得者の女性の7割が年収400万以下らしい。
www.nta.go.jp
私は全女性の給与所得者の上位3割で、厚生年金があり、企業年金もあり、idecoやNISAをする余裕もあり、客観的に見て私が生き残れなくなるということは、もっと生き残れなくなっている人が大量にいるであろう、ということを、どうしても考えざるをえない。
もうそろそろ若手というには厳しい社歴になってきて、自分の能力が低くはない(今のところは)ことを自覚しているから、私が生きのこれなくなったらもっと生きのこれなくなっている人がいるはずで、そんな生きのこりにくい社会で果たして誰が幸せになっているのか。幸せになっている人間がいるわけである。弱い人間を見殺しにして。
私は自分の幸運と能力を、これまでいろんな人にもらってきた様々な恩を、フルに使って、そんな社会にならないように、弱い立場の人が安心して生きのこれるように少しでもできることをしなければ。
そんなことまで考えた一日でした。

明日は休暇をとっているのでお休みです。また明後日から、こつこつがんばっていこうね。

第3回KawaiiLT キャリアやモチベーションについて

参加してきました。(ブログ書くの、めちゃ遅くなってしまった・・・。)

KawaiiLTは、こういうコンセプトのLTで、ずっと参加してみたかった。
たぶんこれが初回の案内。

私は服や化粧がわりと好きで、好きと言っても自分がおしゃれしたい!と思ったときに好きなコーディネートを考えたり作った人のこだわりが詰まったすてきなお洋服を着たりするのが好きで、
どうでもいいときは適当、仕事でする化粧(社会に押し付けられてする化粧)は大嫌い、そんな感じの「好き」なので、
こんな感じのイベントはもう、私のニーズに合いすぎていて。
初参加ということで今年いちども着れてなかった大好きなワンピースを着ました。このブランドの。
iconology-store.com

とにかく、コンセプト通りのとってもやさしいLTで!!!
主催のふみふみさんとしおつきさんが、全員をめちゃくちゃ褒めてくれる。うれしい空間。
ずっと楽しかったし、たくさん刺激をもらえました。
心理的安全性の重要性がうたわれて久しいこのご時世、各々が個人のしたいように安心して自己開示できる(もちろん開示しない自由もある)、すばらしい場所だな~と感じました。

自分自身、キャリアに悩んでいるかというと、実は正直そんなに悩んではない(あくまで今のところ)。自分のできることもだいたいわかったし、こういう道でプロとしてやっていけたらな、というのもビジョンがあるので、ひたすらそれを鍛えている道中というような状況で。
でもなんでキャリアに関する勉強会?へ行くのかといえば、私のモチベーションは、人のキャリア、人の人生の話を聞くのが大好き、っていうただそれだけだったりする。他人の自分語り、大好き。どんどんしてほしい。

今度は登壇者として参加してみたいな。

以下、登壇者の資料です。(公開していただいているものはこれで全部、、のはず、、、)
とってもすてきなので、ぜひ見てみてね。

第74回 RustLadies & GTUGGirls 「はじめてのRust」

行ってきました!

gtuggirls.connpass.com

生まれてはじめてRustを触りました。
楽しかった~。

Javaしかわからない人間の頭だと、コードを読むのがちょっと難しいなと思った。
静的型付けらしいけど、型をどこで書いているんだ??とかがわからず。
(そもそもRustは基本的に変数が不変らしいから、型を宣言することがあんまりない?)
「ない値を参照しようとするとコンパイル時にエラーを吐いてくる」とかはいいなと思った。
Javaでおなじみのぬるぽが起きないということであっているだろうか・・・。

ひとつの言語で仕様通りに動くことだけを普段は考えることが多く、
言語の特徴みたいなものに目を向ける機会があまりなかったので、それだけで新鮮でした。

またついていけそうな回があったら参加したいな。

達人に学ぶDB設計徹底指南書

読んだ。

データベーススペシャル取得時に勉強した内容と重なるものが多かった。というか、初耳の情報はほとんどなかったかも。

本格的なDB設計をするわけではない、たまにテーブルを作るアプリ開発者も、7章のアンチパターンと8章のグレーノウハウは読んでおくと良い内容だった。 中途半端な単一参照テーブルみたいなやつ現場でめちゃ見たことがあって頭を抱えていたのでやっぱりだめだよねと思った。

プロになるためのWeb技術入門

読みました。

[改訂新版]プロになるためのWeb技術入門

めちゃくちゃ勉強になった。フロントエンド開発がある新人研修とかでやったらいいのでは。

新しい技術を学ぼうとすると、その技術が誕生した経緯とか一世代前の技術の課題とかまで知っておかないと歯が立たないというのはわりと心当たりがあり、この本はまさにそれをやってくれて最終的にはWebSocketまで読者を導いてくれる。 図書館で借りたので実際に手を動かす時間はなく、ざっと読んだだけになってしまったが、購入してじっくり取り組んでみたいな。4000円か…。

ここ最近読んだ本の感想をブログにメモしているけど、法的なことが心配で感想しか書けないのが歯がゆい。 読んだ本の内容を紹介するLT、とかも法的には怪しいよね。 いい感じにアウトプットする方法はないものか。コード書くしかないか。

体系的に学ぶ安全なWebアプリケーションの作り方

読みました。

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版

Webアプリの脆弱性について。仕事で普段フロントエンドを書くことがないうえにJavascriptもあまり知らない状態だったけどかなり面白かった。 本当は手を動かしながらゆっくりやりたかったけど、図書館で借りたせいで返却期限内にやるのは厳しかったので読むだけ。

Webアプリを作る人にとってはまじで必読。

ネットワークはなぜつながるのか

読みました。

ネットワークはなぜつながるのか

不思議じゃないですか?ネットワークってどうなってるのか。ずっと不思議だった。

言葉通りネットワークの基礎として大変良かった。 3章くらいまでは、普通にPCを普段使っている人であれば関係がある内容で興味深く読めた。 光ファイバの仕組みとかはさすがに仕事では関係なさそうなのでじっくりは読まなかった。ほ〜〜という感じ。 あとは5章のCDNとかも馴染みがあった。

クラウドという技術ができて、ちょっとした基盤なら自分で作れるようになったけど、やっぱり基本の知識はそんなに変わりないし有用。 解像度があがって良かった。